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2021年 第35回関東大学女子サッカーリーグ 第22節 vs筑波大学

2021年11月7日(日) 13:00キックオフ @矢田部サッカー場 vs筑波大学
早稲田 5 3 – 0
2 – 0
0 筑波
(11分)廣澤 真穂
(32分)吉野 真央
(44分)三谷 和華奈
(69分)高橋 雛
(90+1分)木南 花菜
得点  
  警告・退場  
15 シュート 5
11 GK 10
4 CK 4
4 直接FK 7
1 間接FK 6
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 近澤 澪菜
DF 2 船木 和夏
DF 10 加藤 希
DF 22 夏目 歩実
DF 29 田頭 花菜
MF 6 ブラフ シャーン
MF 8 並木 千夏
MF 18 三谷 和華奈
FW 9 廣澤 真穂
FW 11 高橋 雛
FW 15 吉野 真央
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 石田 心菜
DF 20 浦部 美月
MF 7 蔵田 あかり
MF 17 井上 萌
MF 19 笠原 綺乃
MF 26 木南 花菜
MF 28 白井 美羽
MF 30 築地 育
FW 12 黒柳 美裕
選手交代
OUT IN
54 吉野 真央 蔵田 あかり
60 三谷 和華奈 木南 花菜
64 ブラフ シャーン 築地 育
76 高橋 雛 白井 美羽
76 廣澤 真穂 黒柳 美裕

この試合の戦評

関カレ後期第11節がアウェイで行われた。対する相手は筑波大学。前期では1-2で敗北を喫している。先日の東京国際大学戦から中3日間。私たちは「挑戦者」として新たな覚悟を決めた。この勝利で2連勝を飾るために。

前半はア女ボールでキックオフ。1分、2船木から15吉野へロングボールを送る。15吉野がボールを収め右サイドへ展開。18三谷が反応し、クロスを上げるも中で合わせることはできない。立ち上がりから積極的に敵陣への侵入を試みるア女。しかし、相手も譲らず、2分後、GKとの1対1の場面になるが、1近澤が冷静にキャッチ。事なきを得る。11分、CKを獲得する。8並木のボールは1度跳ね返されるも11髙橋の素早い回収で再度マイボールにし、8並木へパスを送ると、ニアに鋭いクロスを上げる。そこに飛び込んだのは9廣澤。抜群の得点嗅覚で待望の先制点をあげ1-0。最高の入りを魅せたア女。ビルドアップミスからロングシュートを打たれる場面もあるが、ゴールは奪わせない。給水タイムも含め、両サイドを上手く使い、再三ゴールに迫る。32分、左サイドから18三谷がボールを受ける。スピードに乗ったドリブルでサイドを突破し、クロスを上げる。15吉野が反応し最後は頭で押し込み2-0。まさに先日のトレーニングが実った瞬間だった。ア女の勢いはまだまだ止まらない。44分、1近澤を筆頭にビルドアップをし左サイドへ流れる。2船木、9廣澤、11髙橋の3人で打開し、ペナルティエリア内に侵入する。11髙橋がクロスを上げ、押し込んだのは18三谷、ダメ押しの3点目を奪いきった。そのまま3-0で前半を折り返した。

前線からのハイプレスが起点になり、左右共に厚みのある攻撃から得点を奪い続けた。しかし、筑波大も後半は更なるプレッシャーをかけてくると予想し、テンポ良い動かし方、攻撃から守備への切り替え、ポジショニングに用心して後半を迎える。

後半は相手ボールでキックオフ。攻防が続く中、クロスからの攻撃で相手ゴールを脅かす。54分、15吉野→7蔵田の交代を行い、SHで起用されていた9廣澤をワントップにする。58分、相手にCKを与える。ゴール前での混戦が続き、最後はシュートを打たれるものの、1近澤がみんなの頭より1つ高い位置でのキャッチ。引き続き失点を防ぐ。60分、18三谷→26木南の交代を行う。相手のセットプレーを含め、攻守共に激しい攻防が続く。69分、左サイドでFKを与える。ニアに上げられたボールをクリアし、そのボールを8並木が拾い、9廣澤、11髙橋が駆け上がり3対1のカウンターを仕掛ける。最後は11髙橋が冷静に流し込み追加点。4-0とする。73分、6ブラフ→30築地の交代を行う。またその3分後、9廣澤→12黒柳、11髙橋→28白井の交代を行い、5枚の交代カードを使い切る。前線の選手の顔触れが変わる中、追加点を奪いに行く姿勢を魅せるア女。DFラインのフィードを12黒柳がしっかり収め、攻撃の起点となる。80分、相手10番に豪快なミドルシュートを打たれるが、ゴール右上に外れる。自陣でのパスミスには十分に気を付け、クリーンシートを目指す。91分、26木南と28白井のワンツーでペナルティエリアに侵入すると、26木南が右脚を振り抜き5-0。2戦連続ゴールでこの試合を決定づけた。アディショナルタイムを終え試合終了。久しぶりの大勝で勝利を飾った。

得点した選手を讃え、交代する選手を鼓舞する。自らの手で頂上を掴むために全員が闘った。90分間ひたすら挑み続けた。チームメイトの活躍、歓喜と共に溢れる涙もあった。今、チームとしても個人としても1つ越えるべきものがある。最後は早稲田が勝つ。臙脂の誇りに誓って、走り続ける。

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