JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第2節 vs東洋大学

この試合の戦評

先週行われた第4節は、拓殖大相手に一時、2点をリードするも試合終盤に逆転を許し、2-3で敗北を喫した。本日は、新型コロナウイルス感染症の影響で延期されていた東洋大との試合。サッカーができることへの感謝を忘れず、リーグ戦初勝利を目指し、早稲田らしく愚直に戦いたい。

前半序盤、両チームともにチャンスを作る。前半8分、早稲田37本保がドリブルで中央を突破し、シュートを放つが相手DFに阻まれる。前半12分、ペナルティエリア付近で東洋大にFKを与えるが、早稲田21生方のセーブで失点を許さない。その後は押し込まれる展開が続くが、早稲田5西田を中心とした堅い守備で得点を与えない。前半41分、負傷した早稲田12藤本に代えて、11西堂を投入する。その後は両チーム得点を奪うことが出来ずに前半を0-0で折り返す。

前半は東洋大にボールを保持される時間が多かったが、粘り強い守備で得点を許さなかった。早稲田8山下を起点に中盤を攻略してゴールに迫るも、なかなか決定機を作り出すことが出来なかった。後半は交代選手を中心にゴールに向かい、リーグ戦初勝利を掴み取りたい。

後半立ち上がりは早稲田がゲームを支配する。後半6分、早稲田8山下のパスに抜け出した7安斎がクロスをあげるも、相手DFにクリアされる。その後もボールを保持する時間が続くが、シュートに結びつけることができない。試合終盤にかけて拮抗した展開が続いたが、後半40分にビッグチャンスを迎える。早稲田2森がドリブルで持ち運び、そのままクロスをあげる。そのクロスに反応した途中出場の9奥田がシュートを放つが、惜しくもクロスバーに嫌われる。試合終了間際、ルーズボールから抜け出した東洋大23のクロスを32に合わせられ、失点を許す。そのまま0-1で試合終了。

粘り強い守備でゴールを守ったが、試合終了間際に得点を許し、東洋大に0-1で敗北した。今シーズン、未だ勝利のない早稲田。次節の東国大戦では、必ず勝利し、リーグ制覇に向けて前進したい。

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