2022年 第36回関東大学女子サッカーリーグ 第5節 vs日本体育大学

この試合の戦評

第36回関東大学女子サッカーリーグ前期第5節、日本体育大学戦がアウェイで行われた。4戦連続で延期となった関カレの開幕戦となったこの試合。試合が出来る事に改めて感謝し、全員が一つとなり関カレ開幕戦に挑んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。序盤から果敢に攻めていくア女。前半5分、26宗形の縦パスに反応した9廣澤が左足を振り抜きこの試合の1stシュートを放つも、相手GKにキャッチされる。序盤から、勢いにのったア女。7分には、7三谷がサイド突破しクロスを上げると、26宗形が中で合わせゴールネットを揺らす。先制点を獲得し、開幕戦関カレ初ゴールを飾った。このまま勢いに乗りたいア女だが、14分、相手にCKを与えてしまう。こぼれ球を拾われ、強烈なシュートを放たれるも、16石田のビックセーブで失点は免れた。18分、5船木が倒され、FKを獲得。FKからの得点はなかったものの、引き続きボールポゼッションをするア女。5船木の果敢なオーバーラップがア女を勢い付ける。前半28分、4堀内のロングフィードを9廣澤がおさめ、7三谷へ繋ぐ。そのままクロスをあげ、14笠原が合わせるも枠を捉えきれない。さらに32分、15田頭から9廣澤へスルーパス。最後は7三谷がシュートを放つが、得点には至らず。ア女が支配し、ゴールに迫る時間が続く。前半41分、相手がバイタルエリアに侵入しシュートを打たれるが、枠を外れる。前半終了間際、少し攻め込まれる展開が続くも、固い守備でゴールを奪わせないア女。そのまま前半終了。

HTには、守備の掛け方やタイミングなどを共有し、基本的な部分をこだわることを再確認した。

後半も攻撃の勢いを止めないア女が果敢に攻め込む。49分、5船木のクロスをゴール前に待ち構えていたヘディングで9廣澤が合わせるが、ゴールならず。続けて51分、5船木がペナルティエリアまで攻撃参加し、左足を振り抜くが僅かにクロスバーを越える。さらに54分、10髙橋が相手からボールを奪取し、自らシュートを放つも、惜しくも枠を外れる。57分、7三谷→11吉野の交代を行う。64分、11吉野の抜け出しから、ゴール前の混戦になるが決めきれない。さらに66分、右サイドスローインから11吉野がゴール前まで運び出しシュート。待望の追加点をあげ、2-0とする。78分、15田頭→13浦部の交代を行う。85分、11吉野のキープから10髙橋へ、最後は9廣澤がシュートを放つも、相手の好セーブによりゴールならず。試合終盤にかけ、相手の時間帯も増え、90＋3分、相手CKを許してしまう。16石田の気持ちのこもったパンチングでゴールは許さない。後半アディショナルタイム、ハイプレスで最後まで走り続けるア女。そこで試合終了のホイッスル。2-0で関カレ開幕戦を終えた。

待ちに待った開幕戦。試合が出来る喜びを全員が味わうことのできた一戦となった。この試合で得ることのできた成果と課題を来週からの2連戦にむけ、修正し、積み重ねたい。そして、チーム全員でア女のサッカーを創り上げていきたい。

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