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2022年 第36回関東大学女子サッカーリーグ 第11節 vs国際武道大学

2022年7月2日(土) 16:00キックオフ @東伏見グラウンド vs国際武道大学
早稲田 5 5 – 0
0 – 0
0 国際武道
(2分)高橋 雛
(14分)笠原 綺乃
(18分)廣澤 真穂
(41分)高橋 雛
(45分)オウンゴール
得点  
  警告・退場  
16 シュート 4
2 GK 12
7 CK 1
5 直接FK 4
0 間接FK 5
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 近澤 澪菜
DF 2 夏目 歩実
DF 4 堀内 璃子
DF 5 船木 和夏
MF 6 ブラフ シャーン
MF 7 三谷 和華奈
MF 8 井上 萌
MF 14 笠原 綺乃
MF 26 宗形 みなみ
FW 9 廣澤 真穂
FW 10 高橋 雛
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 21 丸山 翔子
DF 15 田頭 花菜
MF 17 木南 花菜
MF 18 白井 美羽
FW 11 吉野 真央
FW 20 大森 美南
FW 27 生田 七彩
選手交代
OUT IN
45 三谷 和華奈 吉野 真央
45 堀内 璃子 田頭 花菜
45 宗形 みなみ 生田 七彩
75 高橋 雛 白井 美羽

この試合の戦評

関東大学女子サッカーリーグ前期第11節、国際武道大学戦がホームで行われた。梅雨明けを象徴するような暑さと強い日差しの中、7月は同日2試合で幕を開けた。全員で闘うという強い意志のもと2試合を勝ち切ることを目指した。

前半はア女ボールでキックオフ。試合開始2分、5船木からの浮き球のパスが10髙橋に渡る。素早い反転から放たれたシュートはア女の先制点となり、1-0でスタートを切る。試合序盤での得点により勢いに乗るア女。14分、7三谷がサイドをえぐりゴール前へグランダーのクロスを上げる。ファーサイドからタイミングよくゴール前へ入り込んだ14笠原が右足で冷静に合わせ追加点を得る。早い段階で2-0に持ち込むことに成功する。17分、14笠原のコーナーキックに6ブラフが合わせるも、枠を捉えることができない。だが、ア女のゴールへの姿勢をさらに勢いづける。そして18分、7三谷と10髙橋の華麗なパスワークで右サイドを崩し、7三谷のクロスに9廣澤が合わせ、ア女の3点目を演出する。26分、追加点が欲しいア女だが相手の様子を伺いながら丁寧にボールを動かし、相手の隙を狙う。41分、中央でのパスミスからピンチを迎えるも8井上の迅速な対応によって、ボールを回収する。攻撃の時間が長い中でも集中力を保つ守備陣の活躍により、相手にチャンスを与えない。すると42分、26宗形と14笠原のコンビネーションから10髙橋へスルーパスが通る。一度は相手DFによってゴールへの道を阻まれるも、10髙橋の強いプレスによって相手のミスを誘いボールを奪い返す。そのまま10髙橋が冷静にシュートを放ち、ア女は4点目を獲得する。更に45分には、7三谷のスピードを活かしたドリブルからクロスを上げ、そのボールに9廣澤が反応し、オウンゴールを誘う。攻撃の手を休めることなく、相手との点差を広げること成功する。ア女は前半を5-0で終える。

HTには、中央を固めてくる相手に対してサイド攻撃を有効に使うことや、相手の背後へのボールの質にこだわることを確認した。また、7三谷→11吉野、26宗形→27生田、4堀内→15田頭の交代を行い、後半に臨む。

後半は相手ボールでキックオフ。開始5分の15田頭のミドルシュートで幕を開けた。53分、相手にフリーキックを与えてしまい、ヘディングで合わせられる。しかし、1近澤が冷静にキャッチ。その後、ア女の流れを作りたいなか、55分、8井上のコーナーキックを6ブラフが頭で合わせる。勢いのついたボールは枠をとらえていたが、ア女のファールによってゴールにはならない。時間の経過とともに、ア女の落ち着いたボール回しが見られるようになる。75分、10髙橋→18白井の交代を行う。その後、ア女自陣の中央で相手にボールを回され、スルーパスを通される。しかし、15田頭の対応と1近澤のクリアによって相手に決定機を与えない。77分、79分とア女の守備陣から背後へボールが渡り決定機をつくるも、ネットを揺らすことができない。試合終了間際90+2分、14笠原が左サイドで倒され、フリーキックを獲得。フリーキックからのこぼれ球を15田頭が拾い、再びゴール前へロングボールを上げる。そのボールを11吉野が胸トラップからシュートを放つが、相手GKの好セーブにより得点には至らない。様々な攻撃パターンを見せたア女だったが、後半に追加点を得ることはできず試合は5-0で終了。

主導権を握る時間が多い試合となった。5得点、無失点という形でア女の強さを見せることができたが、満足してはいけない。パスの精度やゴール前での崩し方、守備の連携といった細かな部分の質をより突き詰めていく必要がある。それでも、同日2試合を乗り越えたという事実は、ア女に勢いをもたらすといえるだろう。より高きを目指し、私たちは次節に向け競いチームを創り上げていく。

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