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2022年 第36回関東大学女子サッカーリーグ 第14節 vs東京国際大学

2022年8月20日(土) 16:00キックオフ @会場非公開 vs東京国際大学
早稲田 1 0 – 0
1 – 1
1 東京国際
(90+2分)木南 花菜 得点 (52分)
  警告・退場  
6 シュート 7
8 GK 9
5 CK 2
2 直接FK 2
0 間接FK 5
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 近澤 澪菜
DF 2 夏目 歩実
DF 4 堀内 璃子
DF 5 船木 和夏
MF 6 ブラフ シャーン
MF 8 井上 萌
MF 18 白井 美羽
MF 26 宗形 みなみ
FW 10 高橋 雛
FW 11 吉野 真央
FW 27 生田 七彩
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 21 丸山 翔子
DF 3 後藤 若葉
DF 13 浦部 美月
DF 22 藤田 智里
DF 30 馬場 祥華
MF 17 木南 花菜
MF 23 栗田 彩令
MF 29 阪本 環
FW 20 大森 美南
選手交代
OUT IN
17 宗形 みなみ 木南 花菜

この試合の戦評

連日の強い日差しからは一変し、今にも雨が降り出しそうな曇り空のもと、関東大学女子サッカーリーグ後期第3節がアウェイで行われた。対する相手は東京国際大学。オフや試合延期を挟んだため、実質約3週間ぶりの公式戦となる。試合ができる喜びを今一度噛み締め、この試合を楽しもうと臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。開始3分、ピンチが訪れる。自陣深い位置での相手スローインからCKを献上する。それを頭で合わせられるもポストに当たり失点を免れる。その後もクリアボールを拾われ、再三シュートを放たれるも4堀内の体を張ったプレーによりピンチを凌ぐ。4分、左サイドでCKを獲得すると、キッカー8井上のボールに5船木が折り返し、18白井が足で合わせるも枠を捉えることができない。9分には、右サイドでボールを受けた27生田が積極的な仕掛けからクロスを上げるも、ゴールラインを割る。17分、負傷により26宗形→17木南の交代を行う。18分には、中央でボールを奪われると、そのまま前進されシュートを打たれるも1近澤の正面。その後も、ア女がボールを持つ時間が続くも、自分達のミスからピンチを招いてしまう。30分には、裏へ抜け出された相手と2夏目が一対一に持ち込まれるも、冷静な対応でシュートを打たせない。40分、高い位置でボールを奪われ、カウンターを受けるも2夏目、4堀内の対応により決定機をつくらせない。44分、自陣左サイドの深い位置で相手にFKを与え、相手がシュートを放つも1近澤が冷静にキャッチ。前半終了まで、一進一退の攻防が続くも両者得点を奪えず0-0で前半を終える。

HTには、攻撃における関わり方や連携の擦り合わせ、リスク管理時のSBのポジショニングを確認して後半に挑む。

後半はア女ボールでキックオフ。51分、右サイドでボールを受けた17木南が、カットインから11吉野へスルーパスを送るもオフサイドとなる。すると52分、自陣右サイドでのビルドアップミスからボールを奪われ、ゴール前にいる相手にボールが渡るとシュートを打たれ、失点。0-1となる。53分、相手陣内でFKを得ると8井上の正確なボールに、11吉野が頭で合わせるも相手GKのセーブにあう。57分には、6ブラフのパスに抜け出した10髙橋がシュートまでいくも、枠を外れる。続けて60分、中央で10髙橋の献身的なプレーから右サイドの17木南へパスが渡る。17木南からゴール前にいる11吉野へボールが渡り、チャンスとなるもオフサイドになる。66分、自陣右サイドからクロスをあげられダイレクトでシュートを放たれるも、枠を外れ失点を免れる。前半同様、ア女がボールを保持できているものの、クロスやラストパスが合わず決定機がつくれない。80分には、クリアミスからボールを相手に拾われ、シュートを打たれるも枠を外れ、事なきを得る。81分、右サイドの連携からCKを獲得すると、8井上のボールに4堀内が頭で合わせるも得点を奪えない。88分、5船木から17木南へボールが渡り、クロスを上げる。このボールに10髙橋が頭で合わせるも枠を捉えることができない。その後も、幾度となく相手ゴールへ迫るア女だが、ゴールネットを揺らすまでには至らず、このまま試合終了かと思えた90+2分、11吉野からボールを受けた17木南がゴール前にクロスを上げると、相手GKの頭上を超えゴールに吸い込まれ、待望の得点で1-1とする。そして、それがラストプレーとなり1-1で試合終了。

後半の早い時間帯に失点し、1点を追いかける試合展開となったが、最後までゴールを目指し戦った結果が勝ち点1をもたらした。しかし、この試合で一つ一つのパスやポジショニング、判断の質が個人においても、チームにおいても浮き彫りになったのは確かだ。この課題に一人一人が真摯に向き合い、修正しさらに強いア女を創りあげていきたい。

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