2022年 第36回関東大学女子サッカーリーグ 第18節 vs神奈川大学

この試合の戦評

怒涛の試合ラッシュが続いた9月を終え迎えた10月初戦。関東大学女子サッカーリーグ後期第7節がアウェイで行われた。対する相手は神奈川大学。アウェイの地にも関わらず全員で戦えることに感謝し、チーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。3分、開始早々CKを与えてしまうが、ボールはファーに流れ15田頭の対応によりことなきを得る。続く5分、左サイドでボールを受けた15田頭からのクロスに11吉野が頭で合わせるも、オフサイドの判定。13分、相手に2ndボールを拾われ、クロスを上げられる。そのボールをダイレクトで合わせられるも、バーに当たり失点を免れる。20分、負傷により27生田→17木南の交代を行う。27分、自陣中央でFKを与える。一度はクリアするも相手に拾われ、シュートを打たれるも、ボールは枠を外れる。ボール保持はできているものの、なかなかゴールに迫ることができない。すると29分、8井上から11吉野へロングボールが渡り、プレスを受けながらもシュートを放つ。これが本試合1stシュートとなるも、枠を捉えられず。37分には右サイドでボールを受けた17木南のクロスに9廣澤が合わせるも得点には至らない。41分、自陣右サイドでFKを与えるも1近澤のパンチングによりゴールを割らせない。43分には中央でFKを獲得し、8井上のボールに11吉野が合わせようとするも、ボールは流れ、相手GKにキャッチされる。その後もア女がボールを支配するものの、チャンスメイクできずに前半45分を終える。

HTには、主に攻撃の部分で各々のポジショニングの確認や狙い目の共有をし、細かい部分の修正、すり合わせを行った。後半、入りを意識しなんとしてでも得点を奪う。そして勝ち点3をもぎ取る。

迎えた後半、ア女ボールでキックオフ。47分、右サイドの崩しからCKを獲得。一度はクリアされるも、こぼれたボールを8井上が再度ゴール前に放り込む。11吉野が身体で押し込もうとするも相手の守備に阻まれる。続く51分、ペナルティエリア付近で浮き球を相手に収められる。シュートを打たれるも1近澤が難なくキャッチ。52分には自陣中央でFKを与える。右サイドの相手にボールが渡り、フリーでクロスをあげられてしまうが、15田頭のクリアによって難を逃れる。58分、自陣でのパスミスからボールを失い、ミドルシュートを打たれるもわずかにゴールを外れる。65分、右サイドでボールを受けた4堀内が左足でクロスを上げるが、相手にクリアされる。67分、17木南→18白井の交代を行う。70分、素早いサイドチェンジから右サイド14笠原にボールが渡る。オーバーラップした4堀内が再度クロスを上げるも、GKにキャッチされる。73分、6ブラフのロングボールに10髙橋が反応し、溢れたボールを9廣澤がダイレクトでシュートを打つ。これもゴール右に外れる。その後相手に押し込まれる時間帯が続くも粘り強く守り続ける。77分、右サイド深い位置までボールを運ばれるも、6ブラフの対応によりゴール前に侵入させない。82分に9廣澤、84分には8井上のミドルシュートなど試合終盤に再三ゴールまで迫ったものの、得点に至らず。両校スコアレスのまま試合終了。

手の遠い勝ち点3。いかに試合時間の中で相手より多く得点するか。サッカーというスポーツにおいて問い続けなければいけない課題である。勝利まで届かない今だからこそ、できている部分と改善すべき部分をより深く精査し、チーム全員でこの課題に向き合っていく。

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