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「アミノバイタル」カップ2023 第12回関東大学サッカートーナメント大会 準決勝 vs国士舘大学

2023年6月30日(金) 18:00キックオフ @AGFフィールド vs国士舘大学
早稲田 1 0 – 0
1 – 1
0 延長前半 0
0 延長後半 0
4 PK 5
1 国士舘
(66分)鈴木 大翔 得点 (74分)
(51分)成定 真生也 警告・退場 (71分)
9 シュート 5
7 GK 4
5 CK 3
8 直接FK 7
1 間接FK 0
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 ヒル 袈依廉
DF 3 中谷 颯辰
DF 5 石川 真丸
DF 13 神橋 良汰
DF 23 佐々木 奈琉
MF 7 安斎 颯馬
MF 8 福井 寿俊
MF 10 植村 洋斗
MF 31 成定 真生也
FW 11 小松 寛太
FW 26 鈴木 大翔
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 山田 怜於
DF 2 森 璃太
DF 6 平松 柚佑
MF 14 山市 秀翔
MF 15 東 廉
MF 22 平野 右京
MF 24 伊勢 航
MF 32 光田 脩人
FW 9 奥田 陽琉
選手交代
OUT IN
21 安斎 颯馬 平野 右京
57 成定 真生也 山市 秀翔
75 鈴木 大翔 奥田 陽琉
96 石川 真丸 森 璃太
102 福井 寿俊 伊勢 航

この試合の戦評

準決勝の相手は関東1部所属の国士舘大。決勝まであと1勝となったが、目の前の試合に集中し、なんとしてでも勝利をおさめたい早稲田。連日の試合で疲労があるもののチームの総合力を見せ、一丸となって乗り越えたい。

前線から激しいプレッシャーをかけてくる相手に対してダイレクトプレーを有効に使いながらプレスを剥がしていく早稲田。ロングボールを中心に攻撃を仕掛けてくる相手に対して3中谷、13神橋のCBがボールを跳ね返し続ける。しかし、15分に右サイドハーフで入った7安斎が負傷をしてしまう。代わって22平野が投入。ボールを保持する展開が続いた中で29分、ダイレクトプレーでパスを繋いでいき、26鈴木が5石川へとラストパスを出し、キーパーと一対一となるも惜しくもキーパーに阻まれてしまう。33分には相手に裏を抜け出されピンチを迎えるも5石川が体を張った守備を見せる。お互い目立ったチャンスを作ることができないまま0-0で前半を終える。

高い強度の中、8福井、10植村、31成定を中心とした中盤の選手がボールに関わり続けて試合をコントロールした。アクシデントによる交代があったもののピンチに対しては守備陣が体を張って失点を許さない。前半のうちに交代枠を1つ使うことになってしまった早稲田だが、後半は残りの交代枠を有効に使い得点に繋げたい。

立ち上がりから相手の前線からのプレッシャーを受けるが10植村、8福井のダブルボランチを中心としてボールを保持しようとする。対抗する早稲田も31成定の前からのプレスで相手のミスを誘う。そこから10植村へとボールを繋ぎ、11小松がスルーパスに抜け出しクロスをあげ、22平野が合わせるも得点には至らない。

その後、21分にロングスローからゴール前へと押し込み、混戦の中を26鈴木が押し込み先制。しかし、29分に一瞬の隙をつかれ、1点を返されてしまう。その後はオープンな展開となり、なかなかチャンスが訪れない。一方でピンチを迎える場面があったが1ヒルのビックセーブによって失点を許さない。追加点を奪えることができないまま1-1で後半を終える。

90分で決着がつかないため延長戦を迎える。延長前半はチャンスを作れないまま終わるも延長後半4分には途中交代で入った2森のクロスを14山市がトラップからボレーシュートを打つも惜しくも枠を捉えきれない。続く7分にも22平野の右サイドからの左足のクロスに9奥田が頭で合わせるもこちらも得点には至らない。このまま両者得点を奪うことができずPK戦にもつれ込む。早稲田2人目のキッカーのボールがポストに弾かれてしまう。その後、両者成功を重ねて4-5の結果、PK戦で国士舘大に敗れる。

110分間の激闘の末、PK戦にて敗れた早稲田。しかし、高い強度の中でも随所でうまさを見せ、ゴールに迫っていった。うまさだけではなくゴール前では体を張り、試合終盤になっても足を止めることなく果敢に得点を奪いにいく姿勢を示し続けた。日曜日に控える順天堂大学との3位決定戦は関東リーグで2週間後に戦う相手でもあり、絶対に負けられない試合である。関東リーグ、総理大臣杯に繋げるためにもチーム一丸となって勝利を掴み取りたい。

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