2023年 第37回関東大学女子サッカーリーグ 第20節 vs東洋⼤学

この試合の戦評

関東大学女子サッカーリーグ第9節、東洋大学との一戦が、多くの観客に包まれたホーム東伏見グランドで行われた。前期で負けた悔しさを晴らすべく、チーム一丸となって試合に臨んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。前線の献身的な守備からボールを奪い、相手陣地でボールを保持する、良い試合への入りをみせる。早速、試合が動く。11分、8白井が右サイドからクロスをあげ、1度は相手に弾かれてしまうが、そのこぼれを7笠原が反応する。パスを受けた3後藤が放ったシュートがゴールネットに突き刺さり、先制点をあげる。14分、相手にCKを与えてしまうが、8白井が大きくクリアする。23分、3後藤→27新井の交代を行う。DFラインの安定した守備から、再びア女がボールを支配する展開が続く。38分、6浦部のクロスからCKを獲得。8白井のボールを10築地がヘディングで合わせるも相手に弾かれてしまう。40分、44分と8白井、27新井の活躍からCKを獲得するも上手く合わせることができない。攻め込む時間が長かったが、45+4分、自陣中央で相手の速い抜け出しからシュートを打たれてしまう。しかし、1石田のスーパーセーブでなんとかボールをかき出し、失点を阻止する。ひやりとするシーンもあったが、全員で集中して守り切り、1-0で前半を終える。

HTには、FWの動き出しをよく見て配球すること、後半も勢いよく、追加点を取りにいくことを再確認し、後半に臨む。27新井→30大山の交代を行う。

後半は相手ボールでキックオフ。後半の入りは相手が主導権を握る。47分、53分と相手に崩されシュートを打たれてしまう。そして、59分、自陣左サイドを崩され与えてしまったCKに1度はヘディングで弾くもセカンドボールを拾われてしまい、クロスをあげられる。相手にヘディングで押し込まれ失点。1-1となる。
しかし、ここから立て直した65分、8白井、30大山、6浦部とパスを繋ぎ、6浦部のクロスに9三谷が飛び込んで合わせ、追加点を獲得。2-1となる。少しずつ相手も勢いを増し、ア女のゴールに迫る。76分、8白井→26千葉の交代を行う。78分、CKを与えてしまうが、4堀内の体を張った守備で弾ききり、二次攻撃を与えない。84分には、CKからカウンターを受けてしまうが、2夏目のコーチングと冷静な対応により、大事には至らない。そして、最後に追加点がうまれる。90+3分、6浦部の仕掛けからFKを獲得。30大山のボールに10築地が合わせ3-1とする。最後に得点で締め、3-1で試合終了。

長い時間相手の陣地でボールを支配し、シュートへの意識を忘れず貪欲にゴールを目指した結果、3得点をあげ、前期のリベンジを果たすことができた。しかし、後半の入りやクリアの質、失点と改善すべきところも出た試合だった。今日の結果を自信にしつつ、更に高みを目指していくために、それぞれがもう一度考えや行動を改めなければならない。土日は関東リーグも控えており、連戦でハードなスケジュールとなるが、妥協せず、勝ちにこだわり続けていきたい。

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