2023年 第29回関東女子サッカーリーグ 第13節 vs筑波⼤学

この試合の戦評

秋晴れの空が広がる中、東伏見グラウンドにて、関東女子サッカーリーグ後期第6節が行われた。対する相手は、筑波大学。昨日の勝利に続き、早稲田らしいサッカーを体現できるよう試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。6分、22阪本が中盤からシュートを放つ。相手GKにキャッチされるも、ア女が積極的な試合の入りを見せる。10分、15小林が右サイドへ展開し、27新井、18栗田へとパスがつながる。最後は18栗田がクロスを上げるが、26千葉には僅かに合わない。13分、18栗田が左足でミドルシュートを放つが得点には至らない。17分、22阪本の華麗なターンから右サイドの27新井にパスがつながり、積極的な仕掛けでCKを獲得する。CKは惜しくもGKにキャッチされる。22分、相手FKのリスタートからDFラインの背後をつかれる。ペナルティエリア内へ侵入されるが25杉山の粘り強い守備でシュートを打たせない。28分、相手のFK。ゴール前に精度の高いボールを上げられるも、26千葉がヘディングでクリアして事なきを得る。続く30分、相手FWが抜け出し、シュートを打たれそうになるも16丸山の素早い飛び出しでピンチを防ぐ。34分、26千葉が起点となり左へ展開。17藤田と22阪本のコンビネーションから最後は17藤田がシュートを狙うが相手GKのナイスセーブに阻まれる。すると35分、獲得したCKを18栗田が蹴り、28﨑岡が頭で合わせて先制点をあげる。38分、19淀川の中央へのパスを受けた26千葉がシュートを放つも相手にブロックされる。45分、18栗田がインターセプトからドリブルでゴール前まで持ち運び29川本にパスを出す。29川本のシュートは惜しくも枠を外れる。終盤に勢いのある攻撃を見せるが、追加点を奪うことはできず、ハーフタイムを迎える。

ハーフタイムには、追加点を狙う中でミドルシュートだけでなく焦れずにゴール前で崩すこと、試合の入りは背後に置くボールを入れること、クロスに対する中の入り方を確認し、後半に臨んだ。17藤田→23生谷、28﨑岡→6浦部の交代を行う。

後半はア女ボールでキックオフ。立ち上がりは相手の縦に速い攻撃により押し込まれる時間が続く。55分、19淀川→29川本→22阪本がリズムの良い崩しをみせる。23生谷、26千葉へとパスがつながり、最後は18栗田がシュートを打つが相手にブロックされる。その後27新井が鋭いロングシュートを狙うも、枠を外れる。両者の攻防が続く中、68分、高い位置で積極的な仕掛けをした6浦部がFKを獲得する。しかし、FK は相手にブロックされ、得点につなげることはできない。79分、激しい攻守の入れ替わりから相手に縦パスを入れられるも、15小林と19淀川の連携した守備でチャンスを作らせない。84分、29川本→8白井の交代を行う。90分+2分、8白井が複数人に囲まれながらも、ゴール前の26千葉へラストパスを送る。26千葉のシュートは惜しくも枠をとらえることができない。後半は相手の勢いに押され、耐える時間もあったが先制点を守り切り、1-0で試合終了。

昨日に続きホーム最終節を勝利で飾り、2連勝で週末を締めくくることができた。皇后杯、インカレに向けて、個人としてもチームとしてもさらに強くなれるよう、一人一人が日頃から意識を高く持ち、努力し続けていきたい。

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