JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第21節 vs亜細亜大学

この試合の戦評

前節、関東大に終了間際に追いつかれ、昇格が遠のいてしまった早稲田。今節の相手は、前期に3-0で勝利した亜細亜大。他力ではあるものの、残る昇格の可能性を信じ必ず勝ち点3を掴み取りたい。

開始直後からボールを支配し、18駒沢を中心にチャンスを伺う。しかし、徐々に相手にペースを掴まれ、攻め込まれる展開が続く。前半12分、14山市が上げた右足のクロスに15東が頭で合わせるも枠を捉えることはできない。前半24分、28光田のヘディングのパスに、18駒沢が抜け出すもクロスまで持ち込むことはできない。続く26分、5石川のFKに7安斎が頭で合わせるが、惜しくもゴールの左に外れる。その後、相手のロングボールを中心とした攻撃に苦しむも、27神橋を始めとした守備陣が守り抜く。前半41分、相手にミドルシュートを打たれるも1ヒルが落ち着いて対応。前半45分、24伊勢の左足のクロスに18駒沢が頭で合わせ、一度はクロスバーに阻まれるもこぼれ球を15東が落ち着いてゴールに流し込み先制に成功。そのまま、1-0で前半を終える。

前半は、相手のロングボールを中心とした攻撃に苦しむも、18駒沢、14山市を中心とした攻撃でペースを掴み、前半45分に15東の得点で先制に成功する。後半は、チャンスを必ずものにし、追加点を獲得したい。

後半1分、10植村の右足のクロスに18駒沢が合わせるも相手の守備に阻まれてしまう。後半5分、28光田からパスを受けた10植村が鋭いミドルシュートを放つが、惜しくも枠をとらえることはできない。後半8分、自陣でのミスからピンチを招くも1ヒルが落ち着いた対応を見せ、チームを救う。後半13分、1ヒルのロングボールを18駒沢が頭で逸らし、流れたボールを11小松が押し込み追加点を獲得。後半21分、2森のCKに18駒沢が頭で合わせ、さらにリードを広げる。後半25分、2森が上げたクロスのこぼれ球から10植村がシュートを放つも相手キーパーに阻まれてしまう。後半34分には7安斎が獲得したPKを18駒沢がゴール右下隅に沈め、4点目を獲得。後半36分、2森のCKを27神橋が頭で合わせ、こぼれ球を7安斎が押し込み5点目。しかし後半45分にCKを頭で合わせられ失点を許す。そのまま、5-1で試合終了。

昇格のため、勝利が絶対条件だった早稲田。前半苦しむ展開が続くも、後半は攻撃が噛み合い大量得点で勝利することができた。最終節は、前期1-2で敗北を喫した順天大。厳しい状況は変わりないが、昇格の可能性を信じ勝利を掴み取りたい。

この試合の写真一覧

画像をクリックして拡大画像をご覧ください。（拡大画像をクリックすると元に戻ります）