JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第8節 vs拓殖大学

この試合の戦評

前節は、山学大相手に素晴らしい試合運びで勝利を掴むことができた早稲田。今節の相手は拓殖大。一部昇格に向けて上位に一歩でも近づきたい。

立ち上がりは一進一退の攻防が続く。前半18分、スルーパスから抜け出した拓殖大11にシュートを放たれるが、16海本がファインセーブ。前半19分、8東のクロスを18鈴木がコースを変える形で流し込むが、オフサイドの判定となり、惜しくもゴールとはならなかった。前半33分、左サイドを崩され、クロスに反応した拓殖大11にゴール右隅に決められ、失点を許す。前半36分、8東が思い切りのいいミドルシュートを放つが、惜しくも枠を外れる。その後早稲田は中々攻めることができず前半終了。

前半は押し込まれる展開が多く、得点を許してしまった早稲田。攻撃が上手くいかず、攻めあぐねている印象だった。後半は選手交代を上手く活用し、攻撃の糸口を見つけ、拓殖大ゴールをこじ開けたい。

後半立ち上がりは早稲田がボールを保持する時間が続くが、中々ゴールに迫ることができない。後半8分、19石井のパスに抜け出した15松尾がシュートを放つ阻まれる。後半13分、2佐々木のクロスにより生まれた混戦の中から、7伊勢が押し込み同点に追いつく。その後も早稲田が攻める展開が続くが、シュートまで辿り着く事ができない。後半37分、拓殖大10が抜け出し決定的なシーンを作られるが、16海本のスーパーセーブで失点を防ぐ。後半45分、7伊勢のコーナーキックを19石井が折り返し、それを11本保がボレーで押し込み逆転に成功。その後23瀧澤暖を投入し、攻撃に圧をかけるが惜しくもゴールする事ができない。そのまま2-1で試合が終了した。

前半を0-1で折り返したものの、後半は素晴らしい攻撃で2点を取り、逆転勝利を収めた早稲田。苦しい展開でも、粘り強い守備と豊富な運動量で後半は無失点に抑える事ができた。この流れを維持して、目標である一部昇格にむけて勝ち続けたい。

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