JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第9節 vs神奈川大学

この試合の戦評

前節は拓殖大相手に劇的逆転勝利をおさめた早稲田。一部昇格に向け、確実に勝ち点を増やしている。今節の相手は神奈川大。連勝を重ね、この良い流れを維持したい。

前半立ち上がりは神奈川大にボールを保持され、何度も早稲田ゴールまで迫られるシーンが続く。しかし試合中盤に入り、早稲田が徐々にペースをつかみ始める。前半35分、抜け出した9駒沢のクロスを11本保が押し込み貴重な先制点を奪った。その後、形勢が逆転し何度か神奈川大が早稲田ゴールを脅かすシーンが増えるも、16海本を中心に得点を許さない。そのまま1-0で前半が終了する。

序盤からボールを保持され苦しい展開が続いた早稲田。しかし9駒沢を中心に果敢に攻め続け、神奈川大から先制点を奪うことに成功した。後半も苦しい展開が続く可能性もあるが、早稲田らしく粘り強く戦い抜きたい。

後半序盤は両者拮抗した展開が繰り広げられる。後半15分、2佐々木のクロスを11本保がボレーで合わせるが、惜しくもゴールを外れる。その後は、早稲田がボールを保持する展開が続く。攻め込まれる展開がありながらも、早稲田DFラインが集中した守備で神奈川大にシュートを打たせない。後半30分、神奈川大に決定的なシーンを作られるが、16海本がスーパーセーブで得点を許さない。後半33分、PA内でハンドの判定を受けてしまい神奈川大にPKを献上してしまう。そして後半34分、神奈川大にPKを決められ同点に追いつかれてしまう。その後は、早稲田が神奈川大ゴールに迫る時間が続くが、なかなか点を奪う事ができない。そのまま試合は動かず、1-1で試合が終了した。

苦しい展開が続く中でも、貴重な先制点を奪う事に成功した早稲田。しかし、その後訪れた多くのチャンスをものにできず、失点を許し同点で試合を終える形となった。優位な状態であったのにも関わらず、引き分けに持ち込まれてしまったのは非常に勿体なかった。今週はアミノバイタルカップが始まる。この反省を活かし、次は日本一という目標に向かって全員で取り組んでいきたい。

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