JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第6節 vs産業能率⼤学

この試合の戦評

互いに開幕4連勝の中で迎えた前節の法政大学戦。首位攻防戦となった試合は0-0のスコアレスドローで幕を閉じた。中2日で迎える相手は前節終了時で3位につけている産業能率大学。上位対決、連戦という厳しい状況の中でも、2部優勝、一部昇格の為に必ず勝ち点3を掴み取りたい。

前半6分、敵陣中央で得たFKのチャンスを、相手の意表をつくリスタートから早稲田6柏木がシュートを放つも、相手GKの集中した守備に阻まれる。前半9分、自陣ゴール前でピンチを作られるも、1雨野を中心とした守備で、ゴールを割らせない。前半13分、10山市の独力での突破から、クロスに20久米が頭で合わせるも、ゴールとはならず。前半25分、20久米がカットインからシュートを放つも、枠をとらえきれない。前半27分、20久米のドリブル突破から9鈴木のクロスを再び20久米が詰め、これが相手の手に当たりPKを獲得。これを9鈴木が冷静に沈め先制に成功する。前半34分、27伊藤稜のコーナーキックから17秋山が頭で合わせるも惜しくも枠の外。その後は互いに決定機を作れず、1-0のまま前半終了。

幸先よく先制点を取り、リードして折り返すことに成功した早稲田。後半は、交代選手もうまく使いながら、確実に得点を重ねて勝利を掴みたい。

後半は開始から互いに攻め手を欠き、チャンスを作り出せない時間帯が続く。後半23分、追加点を取りたい早稲田は早稲田24高橋作に変えて、11本保を投入する。後半26分、自陣中央から放たれたミドルシュートを、早稲田1雨野がしっかりキャッチし、隙を見せない。後半29分、コーナーキックのこぼれ球を2佐々木が頭で合わせるも、相手GKの好セーブに阻まれる。後半31分、9鈴木に変えて18伊藤猛を投入し、リードを広げにいく。後半46分、相手のロングスローからピンチを迎えるも、粘り強い守備で得点は与えない。最後の最後までゴール前の粘り強い守備と高い集中力を見せ、1-0で試合終了。大きな勝ち点3を獲得した。

前半に先制点を奪い、90分間通して、集中した守りを見せ、見事にクリーンシートで試合を締めた早稲田。次節は中4日で迎える敵地での國學院大學戦。再び連勝街道を辿る為、今節の勝利の勢いのまま３連戦の最終戦を勝利で飾りたい。

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