2025年 第31回関東女子サッカーリーグ 第12節 vs山梨学院大学

この試合の戦評

山梨学院向町サッカー場にて、関東女子サッカーリーグ後期第5節山梨学院大学戦が行われた。優勝に向けて勝ち点3を積み上げたい中で、全員がひとつになり試合に挑んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。早速3分に28福島の仕掛けからFKを獲得するも、27小島のFKはファーに流れ得点とならない。そのあと一時、押し込まれるが相手に得点を与えない。10分、17米村が19福岡にスルーパスを出すが、惜しくもGKにキャッチされる。その7分後、相手にCKを与えてしまい1度弾くも、こぼれ球を拾われシュートを打たれるが失点を免れる。22分、27小島が左サイドを突破し28福島にマイナスのクロスを上げシュートを放つが、GKに弾かれる。その後は相手の猛攻にあうも、4小林、5淀川を中心とした粘り強く集中した守備で失点することなく、前半を0-0で終える。

HTには、ボールを保持できない時間帯が続く中で得点を奪うためにビルドアップの修正を行う。さらに、相手の攻撃に対する効果的な対応をするべく守備のすり合わせも行い、後半に臨む。

後半は早稲田ボールでキックオフ。開始早々、立て続けにピンチを迎えるが31近澤(OG)のセーブにより得点を与えない。57分、17米村→33芳村の交代を行う。その直後、相手に背後を取られ連続してシュートを打たれるも守りきる。71分には、15川本→6千葉、27小島→11三宅の交代を行う。82分、31近澤のロングフィードから相手のクリアミスを誘い、CKを獲得するも押し込むことができない。試合終了間際の90分、ついに試合が動く。相手のクリアがゴールラインを割り、CK獲得。CKのこぼれ球を33芳村が押し込み待望の1点を奪う。そのまま1-0で試合終了を迎える。

1試合を通して相手にボールを支配される時間が長く続く試合となり、早稲田の雰囲気を作ることができず、相手の勢いに飲まれてしまっていた。しかし、最後まで熱く戦い続けてゴールを守り切り、試合終了間際に得点し勝利を掴めたことは優勝を目指すなかで大きな収穫となった。残り2節、勝ちを重ねるために今試合で出た課題を無駄にすることなく修正し、積み上げていきたい。

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