JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦 2部 第21節 vs産業能率⼤学

この試合の戦評

関東大学サッカーリーグ2部、3連戦の最終戦。リーグ戦も残り3節となった。相手は9位順大。前節、1位駒大との直接対決で引き分け、いまだ勝ち点差は2のまま。逆転優勝のために勝ち点を絶対に落とせない。

前半はじめ、早稲田はロングボールでサイドに当てチャンスを作り出そうとする。前半11分、順大に前線で起点を作られサイドからクロスを上げられるが、早稲田2佐々木がクリアする。前半13分、サイドで受けた11本保が縦に突破し、クロスを上げるも相手DFにクリアされる。前半14分、ペナルティエリア近くでパスを受けた11本保がドリブルを仕掛けると後ろから倒されPKを獲得する。そのPKを11本保が自ら決め先制する。前半20分、18伊藤猛が前線でボールを奪い、20久米につなげる。ドリブルから右足でシュートを放つも惜しくも相手GKに弾かれる。前半22分、サイドで抜け出した20久米のマイナスのクロスからフリーの14森田がシュートを放つも相手GKにセーブされる。そのこぼれ球に反応した18伊藤猛のシュートはゴール上に外れるがオフサイドの判定。前半26分、コーナーキックから2佐々木が合わせるも相手選手にクリアされる。前半31分、30尾崎の縦パスを受けた18伊藤猛がターンしてシュートまで持っていくも相手GKにセーブされる。前半32分、コーナーキックを30尾崎が逸らし、ファーポスト付近に走り込んだ18伊藤猛が押し込み追加点を挙げる。前半39分、28神田がサイドの20久米からマイナスのパスを受け、ペナルティエリアに侵入しクロスを上げるもクリアされる。前半43分、順大に左サイドを抜け出され、マイナスのクロスを上げられるが戻った9鈴木がクリアする。

早稲田は前半の早い時間に先制点を挙げ、試合の主導権を握った。サイド攻撃から多くのチャンスを作り、18伊藤猛を中心にゴールに迫った。2点リードしているが、後半もはじめからこの勢いを落とさず、さらに追加点を決め、試合を決定づけたい。また、交代選手を使いながら最後まで順大に隙を見せない戦いをしたい。

後半1分、早稲田27伊藤稜がペナルティエリア外から強烈なシュートを放ちコーナーキックを獲得する。後半7分、左サイドでフリーキックを獲得し、その27伊藤稜のフリーキックから18伊藤猛がヘディングで合わせるも相手GKがビッグセーブする。後半9分、右サイド深くに走り込んだ2佐々木が中にボールを上げ、18伊藤猛が落として20久米がドリブルを仕掛ける。そのドリブルは阻止されるもボールを回収した14森田がフリーで待っている11本保に冷静にパスをするとしっかり決めて3点目を挙げる。後半11分、9鈴木の浮き玉のパスでサイドを抜け出した11本保のクロスに18伊藤猛がボレーシュートで合わせるもゴール上に外れる。後半27分、18伊藤猛が相手DFからボールを奪い、コーナーキックを獲得する。そのコーナーキックのこぼれ球を拾った11本保がゴール前まで侵入しシュートを放つが相手選手にブロックされる。後半、早稲田は途中出場の10山市を中心にボールを回収し、順大に前進させない。そして何度もゴール前に迫っていく。後半36分、左サイドに位置取った10山市の浮き玉のスルーパスを24高橋作が胸トラップで受け、ボレーシュートを放つが惜しくもゴール右に外れる。後半45+3分、相手ゴール前で受けた5佐久間の落としから2佐々木が右足でシュートを放つもゴールわずか左に外れる。後半45+4分、8谷村がペナルティエリア外からボールを上げ、ゴール前でフリーになっていた2佐々木がヘディングで決め、4点目を挙げる。そして試合は終了。早稲田は4-0で勝利した。

関東大学サッカーリーグ2部も残るところあと2節。今節の勝利で法大を得失点差で上回り、順位が逆転。自動昇格圏の2位に浮上した。2部優勝のためには絶対に勝たなければならない戦いが続く。次節の産能大戦も勝利して1位駒大に圧力をかけたい。

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