2014年 第28回関東大学女子サッカーリーグ 1部 第9節 vs日本体育大学

この試合の戦評

両チームとも全勝で迎えたこの一戦。早稲田は引き分け以上が優勝の条件であった。
なんとしても勝利し、関カレ4連覇を果たすため、チーム全員で強い気持ちを持ち、試合に挑む。

俊足の相手FW2人をいかにラインコントロールで牽制をかけ、動きを封じるかがこの試合の鍵となった。
しかし、前半立ち上がりからDFの背後をタイミングよく抜け出され何度もピンチを招くが、DF4人とGKが体を張りゴールを割らせない。
ひとりひとりが球際で強く当たり、ボールを奪取するも、パスを繋ぐことができず、なかなか早稲田が主導権を握ることができない。
早稲田劣勢の前半31分、相手DFからのロングボールに対してFWが抜け出し、GKとの1対1を冷静に決められ先制される。
その後も早稲田が主導権を握ることなく前半を折り返す。

1点以上を奪わなければいけない早稲田は、14一原を投入し、攻撃を活性化させる。
14一原の前線からのがむしゃらなディフェンスにより高い位置でボールを奪うことができ、ショートカウンターで相手ゴールに迫る。
徐々に早稲田ペースとなり、サイドから攻撃を仕掛ける。
しかし、後半何度もチャンスを作りシュートを放つも、1点が遠く、無念にも試合終了のホイッスルがピッチに鳴り響いた。

関カレ連覇という伝統を止めてしまった責任。ホームで優勝を決められた悔しさ。様々な思いが頭を巡ったが、ここで下を向いている時間はない。
全日本大学女子サッカー選手権大会まで残された時間は2ヶ月。
インカレ優勝するために、個人個人がもっと強くなり、チームの結束を高めるべく、日々の練習に取り組んでいきたい。

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