2015年 第21回関東女子サッカーリーグ 第1節 vs筑波大学

この試合の戦評

2015年度シーズン、最初の公式戦である関東リーグが開幕した。
早稲田はここまで6連覇を成し遂げているものの、どのチームもレベルの高く年々簡単に勝てる試合は減り、熱戦を繰り広げている。その中で今シーズン7連覇を成し遂げるためにも初戦で勝利を得て波に乗りたい、そんな重要な1戦であった。

相手である筑波大学はシーズン前に1度対戦はしているもののメンバーは大幅に変更され、試合運びも大きく変わっていた。試合立ち上がりから相手の勢いに早稲田は受け身になってしまう。
すると前半13分センターサークル付近から1本のパスで抜け出され失点。
その後も縦に速い筑波の攻撃に飜弄されなかなかリズムを掴むことが出来ない。
しかし、前半25分右サイドを崩し大島が放ったシュートのこぼれを正野が冷静に流し込み同点。
同点弾を機に早稲田ペースへと流れが変わる。
そして前半33分左サイドでの流れるようなパスワークから右サイドの正野へとボールが渡り、そのパスを受けた山本がワンタッチで抜け出し追加点を奪う。2対1と勝ち越したところで前半終了。

ハーフタイムでは”タッチ数を減らす、コンパクトに戦う、球際を強くいこう”と今一度やることの確認を行った。
後半に入ると早稲田は河野、堀口、平國と縦にスピードのある選手を投入し追加点を狙いにいく。
すると後半10分左サイドを駆け上がった渡部が自ら持ち込みシュートを放つがポストを直撃。
一方で後半14分には相手に決定機を与えるものの河邊がセーブ。

その後は互いに決定機を作るものの決めきることができず試合終了。苦しくも開幕戦勝利を収めることができた。
開幕戦初戦ということを差し引いても今日の試合は課題が残る1戦であった。
このままでは目標には程遠いことを部員1人1人が自覚し、来週の関東大学戦に向け準備していきたい。

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