2016年 第22回関東女子サッカーリーグ 第6節 vs日テレ・メニーナ

この試合の戦評

関東女子サッカーリーグ第6節。次なる相手は日テレ・メニーナ。なでしこリーグのトップを走る日テレ・ベレーザの下部組織チームである。小柄ながらも足元のテクニックやスピードなど高いスキルを持った選手が多いメニーナは、現在首位のア女に続いて2位で未だ負けなしである。ア女にとっては首位をキープするとともに、2位との勝ち点の差を広げたい、極めて重要な一戦であった。

先週に引き続き炎天下の下キックオフ。ア女は序盤から主導権を握り、積極的な攻撃を見せる。ファーストシュートは前半6分。7河野がヘディングでクロスに合わせるも得点には繋がらず。その後も前線から相手にプレッシャーをかけシュートまでは行くものの、なかなか得点に結びつけることができない。しかし、DF陣の安定した守備やピッチ内の選手全員の高い集中力とハードワークによってポゼッション率で相手を圧倒。大きなピンチもなく前半を0-0で折り返す。

ハーフタイムには、サイドハーフの縦への仕掛けを増やすこと、前半のようにハードワークし続けることを再確認し、後半に臨んだ。
前半同様、立ち上がりからポゼッションで相手の優位に立ち、ゴールを狙う。幾度かゴール前でチャンスがあったものの、なかなか決めきることができない。そこで、後半16分に22熊谷汐から20熊谷遥の交代を行う。すると後半19分、6柳澤が蹴ったコーナーキックから、4三浦がファーでヘディングで合わせ、ゴール。1-0とする。
その後、後半26分には8中井から31高瀬の交代、後半33分には6柳澤から26大井の交代、後半45分には10中村から29山田仁の交代を行う。交代メンバーもそれぞれ自分の役割を果たし、試合は終始ア女のペースであった。その後も追加点を狙ったが、決めることはできず、1-0のまま試合終了。

関東リーグ4連勝目となった今日の試合は、フィジカル面で相手を圧倒することができたことが大きな勝因であった。次なる相手は浦和レッズユース。クラブチームとの3戦目である次節も、相手にア女のサッカーを見せつけ、必ず勝利を掴みたい。

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