2018年 第24回関東女子サッカーリーグ 第9節 vs東洋大学

この試合の戦評

関東リーグ第9節。対する相手は東洋大学。アウェイの群馬県で行われた試合のため非常に気温が高い中での試合となったが、全員が気を引き締めて試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。試合開始早々、いきなりピンチは訪れる。3分、相手がフリーキックをリスタートし、左からクロスを上げる。それがポストにあたるが失点はなんとか免れる。対するア女も反撃を見せる。6分、左サイドでボールを受けた11熊谷が強烈なシュートを打つもキーパーに阻まれる。さらに8分、5安部から相手ゴール前で7村上がスルーパスを受けるもシュートを打つことはできない。また、相手は前期同様、キーパーを含めたディフェンスラインからボールをつなぎ、そこから攻撃を仕掛けてくる。それに対してア女は前線からプレスをかけ、パスコースを徐々に減らしてボールを奪うという戦術をとる。その、前線からの守備が効き、18分、相手スローインを奪って最後は11熊谷がシュートを放つが惜しくも枠外。そして試合は動く。25分、果敢にサイドを仕掛けていた11熊谷が縦にドリブル突破しクロスを上げ、それにうまく合わせた37並木が相手GKの頭を越えるボールでゴールネットを揺らす。1-0とする。また、37並木は第8節に続く2試合連続ゴールとなる。その後も幾度かチャンスは訪れるがそのチャンスをものにすることができず、前半は1-0で終了。

HTには、速いサイド攻撃をもっとすることと、守備の確認をして後半に臨んだ。
後半に入るとややア女ペースで試合が進む。47分、ゴール前で相手クリアボールを拾った7村上が相手をかわしシュートを打つもポストに嫌われる。57分には、左サイドを崩し最後スルーパスを受けた5安部がシュートを打つもオフサイド判定。58分には5安部→6柳澤の交代を行う。試合中盤は、相手はサイドの速い選手を使いながら幾度か攻撃を仕掛けてくるが、ア女の体を張った守備により失点を許さない。70分には37並木→12山田彩の交代を行い、さらなる追加点を狙う。そして80分、左サイドを味方とワンツーをしながらオーバーラップをした3中田が絶妙なアーリークロスをあげ、それに反応した7村上がスライディングシュートでゴール。2-0とする。その後もア女ペースで試合は続くが試合はそのまま2-0で終了。

今回の試合では、暑い中全員が戦う姿勢を持ち続け無失点勝利できた一方、何度ものチャンスを決めきれなかったというのが課題として残った。来週は、土曜日には早慶戦、日曜日には関東リーグと連戦になるが、また1週間でしっかりコンディションを整え、いい準備をしていきたい。

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