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2019年 第33回関東大学女子サッカーリーグ 第8節 vs筑波大学

2019年10月27日(日) 13:00キックオフ @東伏見グラウンド vs筑波大学
早稲田 2 2 – 0
0 – 2
2 筑波
(20分)蔵田 あかり
(26分)小林 菜々子
得点 (75分)
(80分)
  警告・退場  
24 シュート 10
10 GK 9
3 CK 1
10 直接FK 7
1 間接FK 1
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 川端 涼朱
DF 3 中田 有紀
DF 4 小林 菜々子
DF 5 源関 清花
DF 7 中條 結衣
MF 8 高瀬 はな
MF 10 村上 真帆
MF 11 松本 茉奈加
MF 13 蔵田 あかり
FW 30 土居 明日香
FW 32 高橋 雛
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 33 近澤 澪菜
DF 27 黒柳 美裕
DF 31 井上 萌
DF 36 ブラフ シャーン
MF 17 阪本 未周
MF 19 桝田 花蓮
MF 20 秋山 由奈
MF 29 關 陽南子
MF 37 吉野 真央
選手交代
OUT IN
     

この試合の戦評

関カレ第8節。対する相手は筑波大学。ここ最近は5連勝と好調のア女。関カレ優勝に近づくためにもこのまま連勝記録を伸ばすべく、内容ももちろんだが結果にも拘り試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。相手は5-4-1という変形フォーメーションでア女に立ち向かう。また、相手は前線からプレスをかけることはなく、縦にとてもコンパクトな守備陣形を作り、ボールを奪ったら一気にスピードを上げて少ない人数でカウンター攻撃を仕掛けてくる。ア女はスカウティングで話し合った通り、ディフェンスラインからビルドアップをしながら素早いサイドチェンジを行い、相手の横ズレが間に合わないうちにサイドから相手ゴールに迫る。この攻撃がハマり、ア女は優位に攻撃を進める展開となる。20分、スローインから32高橋がヘディングでそらしたボールを、13蔵田がドリブルでペナルティエリア内に持ち込み、フィニッシュはニアに強烈なシュートを振り抜き得点する。1-0とする。この得点で攻撃に勢いがついたア女。25分には、左サイドから中にドリブルで切れ込んだ11松本が足裏のパスで10村上にスイッチ。そのまま10村上がダイレクトで強烈なシュートを放つが、これは僅かにバーの上。その1分後の26分、CKを獲得する。8高瀬のキックからファーにいた4小林が合わせ追加点を取る。2-0とする。前半終了間際の45分には、8高瀬がドリブルからシュートを放つが、相手GKのファインセーブによりボールはバーに阻まれる。そして前半はこのまま2-0で終了。

HTには、ミドルシュートを積極的に狙うことや、サイドを突破した後のクロスの確認など、攻撃での共通理解をより深めて後半に臨む。後半も前半同様、ディフェンスラインでボールを動かしながらビルドアップし、相手の陣形を崩しにかかる。47分、FKのこぼれ球に11松本が反応しシュートを放つが、これは惜しくもバーに阻まれる。試合が進むにつれ、徐々に相手の守備の仕方が変わり始める。相手は前線からプレスをかけずに縦にとてもコンパクトな守備陣形を作っていたが、徐々に前線からプレスをかけ始めてくる。それに対して落ち着いてパスを回し相手をいなすことがでず、慌ててディフェンスラインからロングボールを蹴ってしまう場面が増える。徐々に落ち着きをなくしていくア女。攻撃の糸口も掴めず時間だけが過ぎていく。すると75分、ディフェンスラインでのクリアミスからGKへのバックミスが浮いてしまう。そのパスを相手に先に触られてしまい押し込まれ失点。2-1とされる。さらに、5分後の80分、相手のロングスローからこぼれ球をうまく収められ、シュートを放たれ失点。2-2と振り出しへ戻ってしまう。その後も相手の勢いは止まることなく、またア女の焦りはなくならず、バタバタしたまま2-2で試合終了。

前半に2得点できたものの、ア女の以前からの課題である、相手が変えてきた戦術に対応するということができず、2失点してしまった。ア女のサッカーを90分間やり続ける力がまだまだ足りないと痛感した試合であった。来週からは皇后杯本戦が始まるため、今一度自分たちのサッカーを見直し、修正し、皇后杯を良い状態で迎えられるように1週間でしっかり準備していきたい。

この試合の写真一覧

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