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2020年 第34回関東大学女子サッカーリーグ 第5節 vs神奈川大学

2020年10月11日(日) 17:00キックオフ @東伏見グラウンド vs神奈川大学
早稲田 4 2 – 2
2 – 0
2 神奈川
(5分)高橋 雛
(42分)廣澤 真穂
(58分)三谷 和華奈
(78分)村上 真帆
得点 (19分)
(22分)
  警告・退場  
14 シュート 6
2 GK 6
4 CK 3
1 直接FK 6
3 間接FK 3
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 鈴木 佐和子
DF 4 船木 和夏
DF 25 後藤 若葉
DF 28 浦部 美月
DF 29 堀内 璃子
MF 6 並木 千夏
MF 10 村上 真帆
MF 14 加藤 希
MF 27 三谷 和華奈
FW 7 高橋 雛
FW 9 廣澤 真穂
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 21 近澤 澪奈
DF 2 冨田 実侑
DF 3 佐々木 呼子
DF 19 井上 萌
MF 5 阪本 未周
MF 8 蔵田 あかり
MF 26 笠原 綺乃
FW 11 松本 茉奈加
FW 22 吉野 真央
選手交代
OUT IN
79 三谷 和華奈 松本 茉奈加
88 廣澤 真穂 蔵田 あかり
90+3 高橋 雛 吉野 真央
90+3 加藤 希 佐々木 呼子

この試合の戦評

第34回関東大学女子サッカーリーグ第5節がホームで行われた。対する相手は神奈川大学。皇后杯関東地区予選の準々決勝で一度対戦したことのある相手だ。前回対戦では延長戦でも決着がつかず、PK戦の末勝利するという結果だった。90分間で勝利を収められるよう、チーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。前からプレスをかけてくる相手に対し、ア女は正確な繋ぎで相手をいなそうと試みる。開始4分、ハンドにより自陣中央でFKを与えてしまう。しかし、ピンチとチャンスは表裏一体である。GK1鈴木が難なくキャッチすると、素早い切り替えからカウンターを仕掛ける。GK1鈴木からのパントキックを9廣澤が収めると、中央に走り込んできた4船木へ正確な横パスを出す。4船木が絶妙なトラップで相手を抜き去り、フリーの7髙橋へラストパス。7髙橋が冷静に放ったシュートはゴールへ吸い込まれ、先制点をあげる。そこから一気に流れを掴んで行きたいア女だが、相手の堅い守備に苦戦し、一進一退の攻防が続く。17分、些細な判断ミスから、相手CKとなる。一度はボールをクリアするも相手に拾われ、再度クロスをあげられる。そのまま得点を許し同点に追いつかれる。20分にも再びCKを与えてしまう。先程のCKと同様、一度はサイドに追いやるも、再度中央に放り込まれたボールを冷静に決められ、2-1と追い越される展開となる。追いつきたいア女だが、なかなかボールを収められず落ち着いて回すことができない。自陣に押し込まれ、相手ペースの時間が続く。しかし33分、4船木の中央への正確なロングパスから、7髙橋と9廣澤のワンツーでシュートを放つ。得点には至らないが、ここで完全に流れを掴む。その後も相手陣地でボールを回し、相手ゴールを脅かす。41分にはCKを獲得。10村上がヘディングで折り返したボールに9廣澤が足で合わせ、同点ゴールを決める。前半のうちに追いつくことができ、2-2のまま前半終了となる。

HTには、相手のロングボールを自由に蹴らせないために、まず球際に強く寄せていくことを確認。そして、確実に点を取りに行くため、落ち着いて後半に臨んだ。後半も前から積極的にプレスをかけてくる相手に対し、素早いサイドチェンジで相手陣地へと進入していく。相手に攻め込まれる場面もありつつ、58分、サイドの崩しからCKを得る。6並木のCKは相手GKに弾かれ相手ボールとなるが、こぼれに残っていた27三谷が奪い返す。そのまま自身で強烈なロングシュートを放つと、ボールはゴールネットに突き刺さり、3-2とし逆転に成功する。リードしたことにより余裕が生まれ、ボールを回せるようになる。落ち着いてボールを回しながら、相手の隙を見計らい、さらなる得点を狙う。62分、7髙橋が中央でボールを受けるとそのままドリブルで突破し、シュートまで持っていく。シュートはキャッチされるも、得点の匂いを感じさせる。その後も再三チャンスを作り出し、シュートを放つが得点には至らない。それでも78分、サイドの崩しから、7髙橋がカットイン。ゴール前で横パスを送り、これに10村上が合わせ得点。4-2とし相手を突き放す。79分、27三谷→11松本の交代を行い、さらに攻撃に厚みをかける。84分、11松本が持ち味のドリブルで持ち上がり中の9廣澤に正確なクロスを上げる。しかし、シュートはGKにキャッチされる。88分には、9廣澤→8蔵田の交代を行う。そして試合終盤の94分には、7髙橋→22吉野、14加藤→3佐々木の交代も行う。最後まで集中を切らさず、リードを保ったまま4-2で試合終了。

セットプレーから立て続けに2失点し、相手に主導権を握られる時間も多々あったが、落ち着いてチャンスをものにし、勝ち切れたことは大きな成果となった。日々の練習の積み重ねが身を結んだと言っていいだろう。この成果を受け止め、糧にするとともに、しっかりと課題と向き合い、次の試合に向けてもう一歩、二歩チーム力を高めていきたい。

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