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「アミノバイタル」カップ2013 第2回関東大学サッカートーナメント大会 7、8位決定戦 vs青山学院大学

2013年6月8日(土) 11:30キックオフ @日本体育大学健志台キャンパスサッカー場 vs青山学院大学
早稲田 2 1 – 1
1 – 0
1 青山学院
(18分)奥山 政幸
(73分)榎本 大希
得点 (41分)
  警告・退場 (67分)
(84分)
(91分)
11 シュート 3
9 GK 12
9 CK 2
19 直接FK 16
3 間接FK 1
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 松澤 香輝
DF 2 奥山 政幸
DF 3 金澤 拓真
DF 6 三竿 雄斗
DF 12 八角 大智
MF 4 中田 航平
MF 8 近藤 洋史
MF 14 田中 太郎
MF 18 小松 聖音
FW 9 上形 洋介
FW 10 榎本 大希
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 阿部 雄太
DF 17 望月 理人
DF 22 小川 弘志
MF 5 池西 希
MF 11 竹谷 昴祐
FW 19 山内 寛史
FW 25 宮本 拓弥
選手交代
OUT IN
79 上形 洋介 宮本 拓弥

この試合の戦評

アミノバイタル杯 7位決定戦vs青山学院大学。
総理大臣杯本戦への出場権をかけた大きなプレッシャーのもとで行われた一戦。

試合開始から、積極的なプレス、スピーディな攻撃で強みを表現していた早稲田は徐々に試合のペースを握っていった。
ボールを奪われても相手に大きなチャンスを作らせる前に阻み、早稲田ペースでの試合展開。

この早稲田ペースの中、ついにスコアが動く。
前半18分、相手陣右サイドで獲得したFKを8近藤洋がゴール前へ蹴り込む。
これは先に相手に触られるもこのこぼれ球に反応した9上形がゴール左からグラウンダーで折り返す。
そしてファーサイドで相手のマークを外していた2奥山がこれを冷静に決め先制点。

こぼれ球への反応が明らかに早稲田の選手のほうが早かった。
勝たなければならない、ゴールを決める、そんなエネルギーを強く感じられた得点であった。

しかし、このリードのまま前半を折り返すかと思われた前半44分。
ペナルティエリア手前でボールを持った青学大18が味方とのワンツーで一瞬マークを外すとエリア外中央から右足でシュート。
勢いはなかったもののしっかりとゴール左隅を捉えられたこのシュートはゴールネットを揺らした。
終了間際に追いつかれ前半終了。
悔しい同点弾となってしまう。

このまま相手へペースを渡したくない早稲田は、後半も攻守においてアグレッシブな姿勢を保つ。
青学大の質の高いスルーパスを中心にゴールを脅かされるシーンもあったが、堅い守備でゴールを割らせない。

そんな中迎えた後半28分。
チームを救ったのはまたしてもエース10榎本であった。
右サイドでボールを持った14田中太からのパスをペナルティエリア内で受けるとゴール右側から左サイドネットへ的確なグラウンダーのシュート。
相手GKも大きく飛んだがこれには届かずゴールに吸い込まれた。
待望の勝ち越し点となった。

この点のあともなお早稲田は攻守においてハードワークを続ける。
青学大も同点に追いつくべく、巧みなパス回しからチャンスを作り出す。
しかし、そのチャンスをものにはさせなかった。

1点リードのまま試合終了のホイッスル。
2-1の勝利で総理大臣杯本戦への出場権を獲得した。
ここまで二連敗、負ければ本戦出場を逃すという苦しい状況の中行われた一戦。
そんなプレッシャーの中でも、ボールを奪い、すばやくゴールへ向かう、早稲田らしい姿勢を崩すことなく闘い抜き、勝利を勝ち取ることができた。
ギリギリで本戦出場を決める形となったが、この大会での二敗で味わった苦しさ、悔しさをしっかりと胸に刻み、糧にしていかなくてはならない。

そして本戦では、今大会果たすことのできなかった優勝を勝ち取るためにチーム一丸となって突き進んでいく。

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