2014年 第20回関東女子サッカーリーグ 第14節 vs浦和レッズレディースユース

この試合の戦評

11月に入り、公式戦での勝利がなく苦しい状況が続いている。
関東女子サッカーリーグ6連覇が決まっているものの、全日本大学女子サッカー選手権大会（インカレ）に向けて最後の公式戦ということで、インカレへ弾みをつけるためにも、必ず勝利したい早稲田。

試合は前半立ち上がり、相手のスピード・テクニックに押され、幾度とピンチを招く。
しかし、徐々に早稲田らしい前線からの守備でボールを奪いショートカウンターで相手ゴールに迫ることができ、早稲田ペースで試合が運ばれる。
すると、前半18分、CKで一度跳ね返されたボールを13山本が再度クロスをあげ、8権野がヘディングで合わせ、先制。
その後はさらに早稲田ペースで試合が運ばれ、連動した攻撃・守備が見られるようになる。
そして、前半30分、再び13山本のCKを4小野田が混戦になりながらもヘディングシュート。
2-0とリードを広げ、前半を折り返す。

前節のメニーナ戦では1-0から逆転負けをしたこともあり、ハーフタイムで気持ちを入れ直し、後半に挑む。
後半は立ち上がりから、サイドを起点にチャンスを作り、相手ゴールに迫るも、クロスが合わず得点を重ねることができない。
逆に、後半13分、自分たちのミスから失点をしてしまい、2-1となる。
そこから、相手を勢いに乗せてしまい、危険な状況を作られる。
しかし、ピッチ内で戦っている11人だけでなく、チーム全員で声を出し、盛り上げ、苦しい状況を耐える。
我慢に我慢を重ねた後、試合終了のホイッスルが鳴り、約1ヶ月ぶりの勝利を飾ることができた。

インカレに向けて残り1ヶ月半。インカレ優勝のために、まだまだ私たちは成長しなければならない。
チームとしても個人としても、さらにレベルアップをし、インカレに挑む。

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