2016年 第22回関東女子サッカーリーグ 第12節 vsジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18

この試合の戦評

関東女子サッカーリーグ後期第5節vsジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18。前節の勝利で既に優勝が決まっているア女。しかし、チームのさらなるレベルアップを図るため、残りの3節は決して気を緩めることなく、受け身にならずにア女らしいサッカーを展開していき、内容に拘りつつ勝利を掴みに行くことを頭に入れ試合に挑んだ。

試合はア女のキックオフで始まり、序盤から両チーム共アグレッシブなプレーでお互いの長所を消し合う。しかし、徐々に流れをつかんできたア女は、右サイドの9平國と左サイドの22熊谷の縦突破から多くのチャンスを作り出し、幾度も相手ゴールを脅かす。そして、相手GKのファインセーブもあり、なかなか先制点を奪えずこのまま前半終了かと思われた前半45分、左サイドを駆け上がった10中村のクロスボールを7河野がヒールで後ろへ流し、そこに走り込んだ4三浦が倒れながらもしっかりゴールに流し込む。前半終了間際に1-0と欲しかった先制点を奪う。その後前からプレスをかけてきた相手に対し、時折自陣のミスから攻め込まれるシーンがあったものの、16木付を中心にDF陣の落ち着いた対応で、相手のシュート数を1に抑え前半を1-0で折り返す。

ハーフタイムには、前半上手く機能していたサイド攻撃を狙い続けること、相手の二列目からの飛び出しのケアをすることを再確認し、後半に臨んだ。
1-0とリードして迎えた後半。立ち上がりからサイドを使った攻撃で相手を苦しめる。すると後半11分、左からのクロスを9平國が押し込み、ゴール。追加点を挙げる。そして後半16分には26大井→6柳澤の交代、後半25分には8中井→31高瀬の交代を行い追加点を狙う。試合も終盤になると相手の足が徐々に止まり始め、終始ア女のペースになり始める。そこで後半31分、6柳澤のCKを4三浦がヘディングで合わせゴール。4三浦の本日2点目のゴールにより、3-0と相手を突き放す。その後も3奥川らの安定した守備で相手に隙を与えず3-0のまま試合終了。

今節では優勝が決まった後の試合ではあったが、気を緩めることなく無失点勝利を収めることができた。次戦はアウェーで日テレ・メニーナとの対戦。引き続き気を緩めずに、ア女のサッカーで試合を支配し、必ず勝利を収めたい。

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