「アミノバイタル」カップ2019 第8回関東大学サッカートーナメント大会 2回戦 vs法政大学

この試合の戦評

一昨日行われたアミノバイタルカップ1回戦東京国際大学戦で勝利を収め2回戦に進出した早稲田。安定した試合運びで得点を許さず、後半中盤に途中出場の加藤が得点を奪うことができた。2回戦の相手は日本代表上田綺世擁する法政大学。関東リーグ前期の雪辱を果たすべく、チーム一丸で勝利を収めベスト8に進出する。

前半立ち上がりからお互いロングボールを多用し相手陣地に押し込んでいく。そんな中前半13分、いきなり試合が動く。4鍬先のあげたクロスが法政大DFのクリアミスを誘発。ボールの軌道が変わりゴールに吸い込まれて先制する。その後は落ち着いた試合展開となり、法政大が徐々にボールを持ち始める。一方で早稲田は前線からの激しいプレッシャーからサイドに追い込み、ボール奪取をしてカウンターからチャンスを何度かつくる。しかし、前半中盤以降、法政大のサイド攻撃に早稲田が苦しむ。少しずつチャンスを作られ押し込まれる時間が続く。押し込まれながらも耐え抜き、前半を折り返そうとしたものの、前半終了間際に、フリーキックから法政大6に頭で合わせられ同点に追いつかれて前半を折り返す。

後半から早稲田は交代カードを3枚使い流れを変えようと試みる。一方で法政大はサイドの裏を徹底的に突き早稲田陣地に押し込んでくる。法政大も徐々に選手カードを切り、流れをより引き寄せようとしてくる。そんな中後半31分、法政大23のパスに抜け出した日本代表上田綺世に右足で流し込まれ追加点を許してしまう。その後早稲田もカウンターやサイド攻撃からチャンスを作るも同点には追いつくことができず試合終了。2回戦で敗退し総理大臣杯の出場権を獲得することができなかった。

この試合の写真一覧

画像をクリックして拡大画像をご覧ください。（拡大画像をクリックすると元に戻ります）