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2020年 第34回関東大学女子サッカーリーグ 第6節 vs東洋大学

2020年10月18日(日) 14:00キックオフ @東伏見グラウンド vs東洋大学
早稲田 3 2 – 0
1 – 0
0 東洋
(19分)廣澤 真穂
(23分)高橋 雛
(52分)廣澤 真穂
得点  
  警告・退場  
14 シュート 2
3 GK 12
5 CK 2
4 直接FK 7
4 間接FK 8
0 PK 0
スターティングメンバー
POS NO. 選手名
GK 1 鈴木 佐和子
DF 4 船木 和夏
DF 25 後藤 若葉
DF 28 浦部 美月
DF 29 堀内 璃子
MF 6 並木 千夏
MF 10 村上 真帆
MF 14 加藤 希
MF 27 三谷 和華奈
FW 7 高橋 雛
FW 9 廣澤 真穂
リザーブメンバー
POS NO. 選手名
GK 16 川端 涼朱
GK 21 近澤 澪奈
DF 2 冨田 実侑
DF 3 佐々木 呼子
DF 19 井上 萌
MF 5 阪本 未周
MF 26 笠原 綺乃
FW 11 松本 茉奈加
FW 22 吉野 真央
選手交代
OUT IN
65 三谷 和華奈 松本 茉奈加
73 並木 千夏 阪本 未周
81 船木 和夏 佐々木 呼子
86 村上 真帆 笠原 綺乃

この試合の戦評

第34回関東大学女子サッカーリーグ第6節がホームである東伏見グラウンドで行われた。対する相手は東洋大学。関カレ優勝を獲るには、絶対に負けられない一戦である。全員で意識の統一をし、特に結果に拘り試合に臨んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。開始序盤、相手は後ろからのビルドアップでア女陣地に進入しようとする。それに対し、前からプレスをかけ、相手のミスを誘ってボールを奪い、攻撃を仕掛けていくア女。そして、そこから焦ることなくボールを動かし、相手の背後を狙い目にしてゴールに迫る。10分には、10村上からボールを受けた7髙橋が豪快なシュートを放つも、相手キーパーの正面。その後も、なかなかシュートまで行くことができない時間が続くが、19分、28浦部のアーリークロスをゴール前にいた9廣澤が押し込みゴール。廣澤はバースデーゴールを取ることに成功する。続く23分には、左サイドから27三谷が速いクロスを入れる。このボールを7髙橋がニアサイドで体で押し込みゴール。立て続けの2得点でア女がリードを奪う。飲水タイム後、球際やセカンドボールを拾う意識を高め、相手に自由を与えることなくマイボールにし、テンポ良くボールを動かしていく。またFWの連携した動きや、SHの積極的な裏抜けなどで相手ゴールへ迫る。30分には、連動した前からのプレスでボールを奪うと、最後は4船木がシュートを放つ。しかし惜しくも枠を外れる。幾度か後手に回る守備で相手に剥がされ、前進させてしまうこともあるが、CBを中心とした粘り強い守備で簡単にシュートまで行かせない。その後も、良い崩しから多くのチャンスを作るが得点することはできない。45分には、相手にフリーキックを与えてしまう。ゴール前に放り込まれるも、1鈴木が冷静にキャッチ。2-0のまま前半は終了。

HTには、守備での細かいポジショニングの擦り合わせや声かけの意識を統一。攻撃での狙い目やボールの動かし方を共有する。また2-0でリードしているからこそ、もう一度全員で気を引き締め、後半に臨む。後半は相手ボールでキックオフ。開始直後、相手にコーナーキックを与えてしまうが1鈴木のナイスパンチングでゴールを割らせない。52分、前からのプレスによるパスカットから7髙橋へボールが入り、ゴール脇まで持ち出すとふんわりとしたクロスを上げる。それに9廣澤がファーで合わせ、自身の2得点目となる追加点をチームにもたらし、3-0とする。57分、再び良い守備から前線でボールを奪い、テンポの良い崩しから最後はクロスが上がるが、得点には至らない。65分には、27三谷→11松本の交代を行い、より一層勢いをつける。68分、交代で出た11松本が6並木とのワンツーで相手を置き去りにし、早いクロスを上げる。9廣澤が反応しシュートを放つも、相手にブロックされる。73分、6並木→5阪本の交代を行う。攻撃で人数をかけている中、ボールを奪われても素早い切り替えと予測で奪い返し、しっかりとカウンターの芽を摘む。76分には、28浦部から7髙橋へ綺麗なスルーパスが通る。うまく中へ切り込みシュートを放つが、惜しくもキーパーに阻まれる。81分、4船木→3佐々木の交代を行う。その後84分には、CKから何度も攻め込まれるもDFラインを筆頭に粘り強い守備でゴールを守る。その中、右サイドを3佐々木が持ち上がり、ボールを受けた14加藤から大きく正確なクロスがあがるも、決定機とはならない。86分、10村上→26笠原の交代を行う。終盤、相手の最後の猛攻を受けるも、はっきりと大きなプレーを選択し、集中した守備を見せ、簡単にシュートを打たせない。最後まで堅い守備をみせ、3-0のまま試合終了のホイッスルが鳴った。

前半のうちに得点を重ねて良い流れを作り、連動した守備とハードワークで90分間闘い抜いた。試合を重ねる度に、課題修正ができ精度が上がってきている。また、ピッチ外の選手も集中を切らすことなく、熱い声かけをし続けた。そして、連戦の中だからこそ、気持ちを切らさずに全員が良い準備をした結果、勝利という形で終えることができた。来週の大東文化大学戦に向けて、この1週間で積み上げられるもの全てを突き詰め、良い準備をしていきたい。

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